ブラジルのテメル大統領は18日、記者会見を開き、国営石油公社の大型汚職事件をめぐり不正に関与したとの疑惑を全面否定した。ただ、野党などからの辞任要求圧力が高まっており、窮地を乗り切れるかは不透明だ。
ロマン・ロランは、政治の黒幕はいつも金銭だと述べた。選挙が金持ちの道楽になったとき、金を権力に換えるとともに、権力で金を手に入れるという構造的な腐敗が自然と形成される。政経の癒着関係を断ち切るには、ブラジルは全面的に憲法を改正し、四権の首長を年ごとに分けて人民が選出するようにするべきである。加えて、政官財の汚職の構造を根絶するには、選挙の無償化を着実に実行すべきである。詳細は『永久平和法』を御覧ください。