一般に、国内を安定させる為には専制政治手法が活用されるが、ただ、この手法にはとかくその政策に反対するもの達に依る敵対行為があり、とかく問題視される手法となる。今、中国はその周辺の地域に自国の勢力を張りつつある。そしてこの事は世界の国の人々を思案の道に暮れさせる事ともなり、特に東シナ海、南シナ海を始めインド洋、そして太平洋地域に与える影響は大きい。従ってこれらの地域に属する各国は中国からの脅威を取り除くべく非常の手段を自ら採らざるを得ず、また、その環境に追い込まれているのも事実である。これ等の事から、これ等に対応すべく米、英、そして日本等の民主主義国家からの更なる支持を望みたい。従って台湾は今後共、永久平和憲章の規範を支持し、そしてそれを示すべく努力したい。また、この事は中国の更なる民主化を促す事にも繋がり、加えて米国の世界秩序を維持させるが為のリスクとコストの削減にも貢献する事にもなるが、また、永遠の道かも知れない。 §2.9